taiphoon party at liquidroom

Mary J BligeとMissy ElliottブックオフのMコーナーからそろそろ独立すべき。そしてタタヤンとホリーヴァランスは可愛い。

メタモ中止は、もう何ていうかがっかりの極みでしたね。聞く音楽と言えばメタモのアーティストか織田裕二のall my treasuresかという日々を過ごしてきたわけですから。中止の報を見た時がっかりしすぎて左目が二重になりました、マジで。鮎の塩焼きを売るおっさんとかどうするんだろうか。保険的なサムシングがあるんだろうか。
ということでメタモ中止で急遽行われる事になったtaiphoon party。僕は開催場所が4つある内のリキッドに行ってきました。結果勝ち組。

入場したは良いがタイムテーブルが全く分からないまま、メタモ中止の鬱憤を晴らしたいであろう客の異常なテンションの中ライヴを待つ。そしたらGalactic登場。ゲストボーカルにliving colour のヴォーカルも登場。トロンボーンとサックスが中心なんですけど懐が凄い深くて似たような曲一辺倒じゃない。それはドラムが超上手くてアイディアのある人だから全体として良い具合になってるなって思う。どうやら有名な人らしいですね。「マジヤバーイ」とか叫ぶ客がいたりとテンション高いまま1時間半。
ライヴ終わりと同時にストライプスの「seven nation army」が流れて客が合唱を始める。BGMにもテンション高いなぁって思ってたらステージ横のブースにmoodymannが。もうテンションガチ上がり。だってサングラスかけてるんだもん。で、3曲目にニルヴァーナ流したり「移民の歌」流したりと、どこぞのグランドマスターフラッシュだよって思ったわけですが、moodymannだと何故か許せちゃう。ラストから2曲目に2年越しの「愛のコリーダ」。客も異常な盛り上がりだったなぁ。moodymannがねちゃ〜ッとした低い声で「イェア〜」って言うだけで観客が沸く沸く。でも、もし屋外でやってたら大ネタをあまり使わないズブズブなDJだったろうし、どちらかと言うとそっちが見たかったかな。
次はstevie salas。いやーあそこまで真っ当にイキ顔でギターソロ弾く人は初めて見たかもしれない。これぞギタリストって感じ。それがまた凄く古臭いわけなんですが、一生懸命にギター弾いてる姿は応援したくなる。リフはキャッチ―で印象的だったりするのですが、常にギターが全面に出ていてバラエティに富んだ曲を演奏している割に単調な印象を受ける。凄腕ギタリストによくあるやつ。なまじっかギターが上手すぎるからそれに頼ってアイディアの引き出しが少ないのかもしれない。決して悪くはないんですが変なバンドだなーって思いました。

トリは初来日のebo taylor。感想から言うと超感動。フジロック含めても今年1番かも。70歳半ばなのでヨボヨボだったらどうしようって思ってたわけなんですが、ライヴ終盤にはステージに降りて女の子に抱きついたりキスしようとしたりと元気なスケベじいさんでした。ライヴ自体はafro beat academyという若いバンドの強靭なグルーヴをバックにebo taylor のギターと歌がその上をふらふらとたゆたっていたり、リズム隊のポリリズムを引っ掻きまわす。そして何が良いってフジのコンゴトロニクスやamdou&mariam もそうなんですが、もの凄く笑顔でライヴするんですよ。楽しい、優しい、力強い。いやーアフリカって良いなぁ。これからはアフリカ西海岸以外の国の音楽も聴きたいな。凄く幸せな1時間半でした。

Love and Death

Love and Death

リキッドに負けず劣らず他の全ての会場も凄いライヴだったらしいですね。特に渋谷wwwのG2Gが感動的だったとか。

でもやっぱり野外で見たかったよね。こんな感じで。

テクノなのにバンド編成って凄いよね。

大変だと思うけど来年も開催してほしいなぁ。地下通路のドラムンベースエリアで踊り倒したい。


タイムテーブルの図

moodymannの最後のnをサインペンで書き足してるのがかわいい。