天気雨あがり
天気雨、かっこよかったなあ。
だいぶ前にラジの花見で余った梅酒をつい今あけてしまって、その自責に駆られてはじめてブログを書きます。
わりかし時間があるいま、映画を見るようになりました。
これまでずっと本が好きだったのですけど、スイッチ入れると勝手にはじまって進んでくれる映画ってすごく楽で、正直なんで今まで本とか読んでたのかなとか思ったことが最近ありました。
そうなると「自分で働きかけないと始まらないし続かない」ことが本の、ほかの媒体にない強みなのかなってことが出てきて、でもこれって漫画にも言えることですよね。
話の流れが可視化されるかされないかでこんなに違うんだなあって、この前ひとの家でパパッと「エヴァンゲリオン」読み倒して思いました。
(エヴァンゲリオンを話のタネにするには基本アニメ見てないといけないそうなので、避けときますねっ)
きょう、西武新宿線の中井駅で降りて、山手通りってとこを歩きました。早稲田もですけど、遠目に見る新宿って綺麗ですね。
そこからだいたいの方角をコンビニで買い物がてら訊いて、少しずつ細い道を選びながら気持よく迷子ってきました。
途中で風がやんじゃったのですけど、それまではほんとうに心地よくって、電柱で誰か待ってる着飾ったおねえさん数人に手を振り返したりしてました。
そういえば今年の冬の終り頃、日曜23時から月の朝にかけて馬場からお台場まで歩いたのですけど、あの浜周辺というか、ゆりかもめが延々すっ飛ばしていくあの国有地一帯、かなり危ないらしいですね。
銀座を過ぎ、築地を過ぎ、キロ単位ある距離の橋を越えたらどこまでも草原が広がってて、四車線あるのに人も車も一軒の店もなくて、同伴男性がひたすら「傘がない」唄ってたのが印象深かったです。ぼくはあのとき、ハモりました。
きょうの21時半くらい、公園でキャッチボールしてる親子がいて、男の子は10歳前後で、椅子に腰かけた親父のミットを正確に気持ちよく鳴らしてて、ぼくは片隅でだらだら本を読んでました。
20キロとかのエクストリーム夜散歩もいいけど、こういう何気ないのもありだなあとか、てかふけ始めたのかな、とか――酔いつぶれることも久しくなくって、無茶なことって最近めっきりです。ラジの人ってみんなクールだし、ライブに一緒に行ったらどうなるんだろう。
28日はクララジですね。たくさん人がくるといいなあ。
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