TAICOCLUB CAMPS'10

はいはいはいはい!というわけで行ってまいりました0泊2日宇宙の旅。
中島さんのメタモブログとまなみちゃん、しょーぱんのクラクソンズレポの上から書いてしまうのは心苦しいですが忘れないうちに書こうと思います。


イベント自体は非常にこじんまりとしたものでステージは二つ。
ゴルフステージ(わかりにくいので補足するとゴルフ場にある)とテニスステージ(補足するとテニスコートにある)に分かれていてゴルフステージでは主にDJ、テニスステージではライブセットをやっていました。ゴルフステージはフジのゴンドラあがったとこくらい、テニスステージはkaikooのメインくらいの大きさでした。
以下ちゃんと見たものだけ感想をちょこちょこっと。

HIFANA
会場入り直後は一人が寂しくてもうどうでもいいからナンパでもすっかとか思ってもまあ実行に移せるわけないんで悶々としていたんですが彼らが素晴らしくてそんなんすぐ忘れました。MIDIパッド二台を2人で叩いていたのですがとにかくうまい。DVJで自分の声をサンプリングしてそれにエフェクトをかけつつVJでさらにステージ、会場を映し音と同期させる。めっちゃ盛り上がりました。

μ-ziq
マックブック一台、MIDIコンなしというセット。今思えばあれは音源だだ流しだったような。一曲目で音止めてしまってめっちゃ焦ってたのがかわいかったです。何かすげーことやるんだろうなーと期待していたので若干期待はずれでした。

rei harakami
おはようございまーのMCからスタート。ちょいちょいMCを挟む。最後は客からのゴリ押しで無理やりアンコール。二度みて思ったのですが近年のエレクトロニカ勢に比べて音数が明らかに少なく聴いててあまりおもしろくない。時代に見合った曲を作っていかないとではないかと思いました。

THA BLUE HERB
「ジャパニーズヒップホップ代表、ズァ!ブルゥーハァーーブ!」と断定されるとやっぱり見ていて気持ちいいですよね。ライブは素晴らしかったですが実はワンパターンなようで後ろにいたファンの方が先読み先読みでMCを言っていたのがおもしろかったです。

WHY?
WHY?は結局音源未チェックのまま行ったのですがほんっとに素晴らしかったです。個人的ベストアクト。何故かボーカルは広島カープベースボールキャップをかぶっている。サウンド自体はよれよれなんですがメンバー5人の内側から滲み出るオーラ、グルーブ感とVJの映像、そして音の粒がリンクして突き刺さってきました。WHY?観れただけでタイコ行ってよかったです。蛇足ですが翌朝僕の前をボーカルとドラムの方が歩いて通り過ぎましたがチキンなんで声かけれませんでした。

The orb
言うことないです。1時間のセットがあっという間。意外とちゃんと四つ打ちやって踊らせてた。宇宙にぶっ飛びました。これも観れてよかった。

Fennez
マックブックとギターの一人ユニット。轟音シューゲ、エレクトロニカという印象で音圧が半端じゃないんですが聴いてて心地よかったです。ビートは殆どなし。VJとの親和性が高い。音で芸術している印象でした。どうやら客の反応が薄かったのが気にくわなかったようで1時間のセットの予定を20分以上早めに切り上げてました。

neco眠る
ベースの人パン一でした。neco眠るのライブにはneco眠るっぽいお客さんがたくさん。

JAZZANOVA
懸念されていた雨は夜中には降らず朝の7時頃から本格的に降り始めたのですが数時間前にブルーハーブ雨ニモ負ケズを聴いていた僕は一人百均ポンチョでしのぎました。僕は雨に負けませんでしたが電車が雨に負けて帰りは代理輸送のバスでした。そんな雨も示し合わせたかのようにJAZZANOVAが始まると小降りに。さすがは大物。うまいんですが特にこれといった特徴のないDJ。3時間のセットでしたが1時間で観るのをやめて帰りました。

μ-ziq以外はテニスステージでのライブセットです。
タイコはアンビエントエレクトロニカシューゲイザー、アシッドなどが多いのですがそういったジャンルだとVJが映えますね。来年は時間と予算をなんとかやり繰りして春、秋ともに行きたいと思います。
虫刺されがこわくて長袖長ズボンで行動していたのですが防御を忘れていた手だけを見事に得体の知れない虫に刺されて3倍くらいに腫れ上がってます。どうも関でした。