メインストリームとしてのDubstepを上辺だけなぞってみる

もうすぐ11月も終わっちゃいますね。
最近更新された10件のブログの内の半分が自分の記事なことがわかり、色々な気持ち抱きながらこれ書いてます。

今年は、チャートヲタの自分としては、UK、US共にADELE無双だった今年は、微妙に面白みに欠ける面もありましたが(個人的には色んな人が一位取ってた方が見てて好きなので)、そんな中でもDubstepの曲がUKで売れたなぁって印象でした。


そもそも、Dubstepがメインストリームに躍りだしたのって、ここ数年くらいの話なんですよね。
一番最初にDubstepをポップソングに取り入れたのはブリトニーの2007年に出した『Blackout』の中の一曲、Freakshowらしいです(出典ウィキ)。 へぇ〜。

あと、Rihannaもアルバム『Rated R』(2009)でDubstepのエッセンスを取り入れた曲が何曲かありますね。


そんな中、最初に本格的なDubstepの曲でスマッシュヒットしたのは、UKのDubstepDJ3人によって組まれたMagnetic Manのこの曲でしょう。

因みにこれが2010年の7月リリース。


また、この曲のヒットから時を待たずしてJames Blakeも頭角を現します。Feistのカバーであるこの曲がチャートインしました。

そして、2011年、James Blakeのデビューアルバムがリリースされ、ピッチフォークに絶賛される頃、ちょうどChase & Statusの2ndも発売され、こちらもUKで大ヒット。ちなみに先述したRihannaの曲も彼らがプロデュースしてます。

JBがインディーロックファンにDubstepを印象づけたのに対し、C&Sはこのアルバムでポップスを聴く人達にこのジャンルを浸透させ、これらの結果、多くの人に知れ渡ったんじゃないかなぁ、と個人的には思います。


その後は、アルバム後半曲にDubstepを組み込むに留まっていたブリトニーも、今年出したアルバムでは1stシングルの間奏に要素を入れたりしてます。

サムネのアヘ顔のブリちゃんが何とも言えないですね。ちなみにこの曲はビルボードで1位も取りました。


あとは、Neroが登場し、シングル・アルバム両方でUKチャート1位取ったり、DJ FreshのLouder
やexampleのStay Awakeもヒットしたりで、完全にDubstepティーンの音楽と化します。
PartyなんちゃらがヒットしたLMFAOですらアルバムにDubstepの曲あるみたいですし。


最近は派生ジャンルとして、Brostepなるものもあり、よりアグレッシブなDubstepのことを指すそうです。例えばこれ。
SKRILLEX - Scary Monsters And Nice Sprites
要するに下品なやつってことっすね。


このブーム、いつまで続くんでしょうか。こういうとこまで進んじゃうともはや逆に終わり始めてるような気がしないでもないですが。

因みにこの頃僕が気になってるのは今年デビューアルバムを出した、Jokerです。彼は今年の朝霧にも来てましたね。
彼のアルバムの先行シングルとして出た曲を紹介して終わります。